デルタリングはT-DEMAND社が作り出した特殊なアライメン
T-DEMANDフルアームを入れ、
一般的なアライメントは
キャンバー
キャスター
トー
を静止した状態で設定します。
アライメントを取っても
・真っ直ぐ走らない
・ハンドルが取られる
・フラフラする
・コーナリング安定性が悪い
という症状が出る事がよくあります。
これは静止状態のアライメント数値を合わせていますので、
デルタリングについては分かりやすい動画がありますのでこちらを
弊社所有のレクサスLSで実践した結果を公開します。
こちらの車両はエアサスが付いており、
エアサス車のメリットは好きな車高で走行できる事ですが、
T-DEMANDフルアームを組んだらデルタリングになるという
なぜT-DEMANDフルアームなのか?
なぜ他社フルアームではダメなのか?
それは、左右のアーム長さが均等では無い為、
アライメントテスターを保有している業者様でも、
これは動的アライメントを考えていないという事です。
停まっている今の状態の数字を合わせるアライメントであり、
右と左のアッパーアームの長さが違えば、
車両には個体差がありますので、極端な話をすると、
アライメントリフトの高さを変えるだけでリフトのしなり具合が変
ですので、
実際にデルタリングの施工前、後のデータを公開します。
詳細なアライメント設定は施していませんので左右の数値はずれて
・デルタリング施工前
全下げ→全上げ
トー変化
右 -0°02′→+1°05′ 変化量1°03′
左 -0°17′ → +1°21′ 変化量1°04′
キャンバー変化
右 -8°43′ → -6°32′ 変化量2°11′
左 -9°28′ → -7°12′ 変化量2°16′
変化量が左右ほぼ同じなのは、T-DEMANDフルアームで左右
他社ではここまで数値が合うのは難しいかもしれません。
次にデルタリング施工後です。
全下げ時のキャンバーを10°付近にしたかった事と、
全下げ→全上げ
トー変化
右 +0°02′→+0°02′ 変化量±0°00′
左 -0°18′ → -0°12′ 変化量0°06′
キャンバー変化
右 -9°50′ → -6°44′ 変化量3°06′
左 -10°01′ → -7°01′ 変化量3°00′
0°06′は0.1°ですので微細差です。
デルタリング施工前と後ではキャンバーは変化させていますが、
デルタリングはトー変化を主に操ります。
車の走行安定性やタイヤの減り具合は主にトー角である為です。
今回はトー変化0付近のセッティングを行いましたが、
例えば、コーナリング性能を重視して沈んだ時に0°10′インに
デルタリングを施工できる店舗は全国でも数えるほどしかありません。
静岡県東部では弊社のみです。
アライメント測定・調整に拘りたい方は一度ご相談ください。
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