アライメントはジョンビーン(John Bean)とハンター(HUNTER)どちらを使うか

アライメントはジョンビーン(John Bean)とハンター(HUNTER)どちらを使うか。

弊社ではジョンビーン製3DアライメントテスターJohn Bean V3400を導入しています。

なぜジョンビーンなのかというと
・低車高の車を扱うのでホイールがフェンダーに被っていても測定ができること
・ハイキャンバー角に対応できること
様々です。

しかし最も大切な理由は精度の高さです。

先日神奈川県の新規お客様が地元の業者様では納得できる走りが出来ず弊社のホームページを見てご来店くださりました。

新車のカローラセダンノーマル車両です。

地元の業者様はアライメント専門店という事です。

調整後
「これがアライメントの限界」
と言われてしまったそうです。

使用しているアライメントテスターはハンター製です。

その時の測定調整結果はこちらです。

すべて基準値に入っています。
この内容で気になるのはトー角がmm表記ということです。

アライメントをしっかり調整するのであれば100分台まで測定できる角度表記が必要です。
0.1mm刻みの測定では粗すぎるといえます。

こちらのお客様の悩みは
・ハンドルセンターが右に傾いている
・手を離すと車が左に流れてしまう
ということです。

この調整された車を弊社ジョンビーン3Dアライメントテスターで測定した結果がこちらです。
(今回お客様がフロントキャンバー角も気にされていましたのでキャンバー角は補正した後の数値です)

右リアタイヤが大きく内向き(0°15′)です。

フロントタイヤはハンドルセンターに対して右に向いている状態です。

順を追ってこの測定結果から読み取れることを解説します。
・この車両がまっすぐ走らない原因はリアタイヤトー角である
・ハンターで調整した数値はリアタイヤトー角左1.2mm、右1.3mm 基準値である
・ジョンビーンで測定した結果リアタイヤトー角左0°03′、右0°15′ 右リアタイヤが大きく内向きである
・トータルトー角で見るとハンターでは良かったが左右個別で詳細に見ると車がまっすぐ走らない事が分かる。精度の違いが出ていると言えます。
・リアタイヤが左に流れて車が右に行こうとするので、それを補正しようとするとハンドルを左に切る必要がある
・この状態で実走行するとハンドルセンターが左に傾く
・傾きを補正するためにタイロッドの調整でフロントタイヤを右向きに補正する

このようにした結果、
右リアが大きくトーイン
フロントタイヤが右向き
となっています。

左に流れるアライメントになっていることが分かります。
犬走り状態です。

前後トー角をしっかり合わせてアライメント調整完成です。

ジョンビーンとハンターでは、ハンターの方が圧倒的に安価でコスパが良いのも導入しやすいという理由があると思います。

また、アライメントはテスターだけでなく車を設置している環境で測定結果が大きく変わります。
どこまで費用と時間をかけて基礎工事のレベル出しからしっかりやって、どのようなリフトを使用してどのような環境で測定するのかも重要です。

弊社では静岡県以外にも神奈川県、山梨県、愛知県といった県外のお客様や業者様からもご利用いただいております。

​・タイヤの減りが左右で違う
・タイヤの外減り、内減りが激しい
・ハンドルが取られる
・ハンドルセンターが傾いている
​・右か左に車が流れていこうとする
など悩みがありましたら一度ご相談ください。

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