RX-8カスタム完成（仕様変更リメイクエアフォースエアサス,ホイールタイヤ,外装）

【RX-8カスタム完成】

静岡県富士宮市
W様
仕様変更リメイクのカスタムと不具合修理やリフレッシュを行いました。

・外装リフレッシュ、リアオーバーフェンダービススムージング、リアインナーフェンダー製作
・AIR FORCEエアサス修理、再施工
・アライメント変更
・ホイールタイヤ変更

外装リフレッシュはフロントバンパー、リアバンパーの割れている部分を補修。
他社様で全塗装している車両ですが弊社では全塗装車両の色合わせが可能です。
最新の測色カメラによる高度な配合塗料分析でどのような色を何グラム混ぜれば同じカラーが再現できるのかコンピュータが解析してくれます。

リアバンパーの割れは、亀裂部分をベルトサンダーで削っていくと、他社様でニコイチ加工してある部分が割れていることが分かりました。

FRPが内部まで貼り込みがされておらず、パテで埋めている状態でしたので割れが発生したようです。
今回は厚いパテの層を全て削り取り、FRPの張り込みと造形を行い、製品本体に強度を持たせつつ軽量に仕上げました。

リアオーバーフェンダーはビス留めですが、ビスの頭を隠しつつ脱着式にしたいというW様のご要望で試行錯誤して色々な案を考えました。

結果、弊社では初の試みですがビス留めになる部分にFRPで貼りしろを製作して両面テープで貼り付ける仕様を制作し装着する事にしました。
装着してみたら隙間も目立たず良い仕上がりです。

また、純正フェンダーはこちらのオーバーフェンダーに合わせて叩いて広げてある状態でした。
タイヤホイールが純正フェンダーに干渉して下げ止まりが発生していましたので、干渉しないようアウターフェンダーとインナーフェンダーをカット。
鉄板溶接インナーフェンダーを製作して綺麗に仕上げました。

エアフォースエアサスの不具合は四輪の動きにムラがある事、一輪のみ車高が上がらないという内容です。

今回の手直しではシステムの再製作とエアサス配管を全て再施工しました。
エアサス配管は室内配管でしたが、調査してみると配管の潰れや曲がりがありうまくエアを送れていない事が判明。
エアサスのシステムはAIR FIRCEさんのCPUの破損でした。

エア配管の方法一つで左右の動きに差が出てしまうエアサス。
今回の施工で左右のムラがなるべく出ないように再配管をしてシステムも配線類がごちゃごちゃしないように仕上げて不具合が発生した際も原因を特定しやすいように組んでいます。

外装とエアサスが完了したらアライメントです。

入庫した時は四輪バラバラの動的アライメントの動きでした。
しっかり左右同じように動く再施工しつつ、18インチ11Jリム被り着地スタイルになるようにアライメントを施工。
前後共調整式アームが導入されている車両ですのでセッティング自由度は非常に高いです。

最後にツライチセッティングを行い、タイヤホイールをオーダーして装着したら完成です。

SSR SP6 18インチ前後11Jがとても迫力ある仕上がりになりました。
組み合わせたタイヤはTOYOプロクセススポーツ245/35R18です。
引っ張った時のタイヤショルダーが少し丸くなっていてハードに引っ張り感がなく良い仕上がりです。

以前はリムツラ仕様でしたが今回の仕様変更で着地スタイルを実現出来ました。
ベタベタ着地はエアサスならではです。

この度はありがとうございました。

今後の進化も楽しみにしております。

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